久保建英 写真:Getty Images

 日本代表DF町田浩樹(ユニオンSG)は11月19日にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選(対中国代表)を控えるなか、自身が考える「史上最強の日本5人制チーム」を明かしたが、MF久保建英(レアル・ソシエダ)とMF伊東純也(スタッド・ランス)を選ばなかった。

 イギリスのサッカーショップ『サッカー・アチーブ』は16日、公式Xアカウントで町田へのインタビュー動画を公開。同選手は日本人選手限定での5人制サッカーを作るよう求められると、まずGKで鈴木彩艶(パルマ)を選出。森保ジャパンの正守護神は、欧州一部メディアから「かつてパルマでプレーしていたジャンルイジ・ブッフォンの後継者」などと高い評価を得ている。

 つづいてDFには冨安健洋(アーセナル)をリストアップ。同選手は板倉滉(ボルシアMG)とともに日本代表の守備陣をけん引しているほか、所属先のアーセナルでもユーティリティ性や練習に対する姿勢などで評価を得ているが、ここ数か月は怪我に泣かされている状況だ。

 そしてアタッカーには、鹿島アントラーズ時代に対戦経験のあるMF三笘薫(ブライトン)を選んだほか、かつてセルティックで活躍していた中村俊輔氏(現横浜FCコーチ)、ローマでセリエA優勝を成し遂げた中田英寿氏を指名。史上最強との呼び声高い現在の日本代表で、ファン・サポーターからの人気度が高い久保や伊東を選ばなかったが、その理由は述べていない。

 久保、三笘、MF堂安律(SCフライブルク)とともに東京五輪を戦い、現所属クラブのユニオンSGで不動のセンターバックとして活躍している町田。自身が高く評価する冨安が負傷離脱しているだけに、森保ジャパンでのさらなる活躍が期待される。