町田ゼルビア以来となるJリーグからJFL(日本フットボールリーグ)への降格は、11月17日午前の時点でも正式決定していない模様。いわてグルージャ盛岡はJFL降格圏のJ3最下位でシーズンを終えることが確定しているものの、JFL首位を走る栃木シティのホームゲーム次第だ。
栃木はJFL第28節終了時点で勝ち点58と、2位の高知ユナイテッドに5ポイント差をつけて首位を独走。11月17日開催の今季ホームゲーム最終戦では、元日本代表FW三浦知良擁するアトレチコ鈴鹿と相対する。
同クラブは2024年10月のJリーグ理事会を通じて、条件付きでのJ3ライセンスが承認されているが、「ホームゲームでの観客数平均2000人以上」という条件を満たす必要が。現時点でホームゲームの平均観客数が1993人であり、鈴鹿戦の観客数が2059人を下回るとJ3ライセンスは付与されない。
ただ鈴鹿戦では栃木県民デーとして、同県内在住または在勤。在学の人を対象に抽選で5000名を無料招待。2059人以上がスタジアムに来場するという予想もある一方、今でも人気のあるキングカズがコンディション不良により11月3日のリーグ戦でメンバー外となっている。
なおJFLでは、栃木と高知の2クラブのみに優勝の可能性が。高知はすでにホームゲームの入場者要件を満たしているため、仮に栃木が残り2試合でいずれも敗れ、高知が連勝した場合は、高知がJ3へ昇格する。