ユベントス(イタリア1部)はコロンビア代表DFフアン・カバルが代表活動中に左ひざ前十字じん帯の損傷が確認されて長期離脱が決定。さらにブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルも長期離脱中となっていることから1月に守備の強化に動くとみられている。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルや、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)のルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン、バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)のドイツ代表DFヨナタン・ター、フェイエノールト(オランダ1部)のスロバキア代表DFダビド・ハンコに興味を持っているという。
そのなかで、ユベントスは新たにチェルシー(イングランド1部)でプレーするフランス代表DFブノワ・バディアシルを追加したという。フランス代表として2キャップを刻むバディアシルは下部組織からプレーしたモナコ(フランス1部)でプロデビュー後、2023年1月に7年半契約でチェルシーに加わった。
昨季は負傷の影響などがありながらも空中戦の強さや身体能力の高さを武器にプレミアリーグ18試合に出場したが、エンツォ・マレスカ監督が就任した今季は出場機会が激減。リーグ戦での出場はわずか1試合のみで、カップ戦要因となってしまっている。
そのため、ユベントスのスポーツディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏は守備の強化をレンタル移籍か有利な条件で獲得したいと考えているとのこと。今夏に大型補強を敢行したものの、セリエAでは6位に位置しているユベントスは守備強化に漕ぎ着けることはできるのだろうか。