ここ数シーズンは低迷していたチェルシー(イングランド1部)だが、エンツォ・マレスカ新監督のもとで今季はプレミアリーグ3位に位置。近年は移籍市場で主役になっているチェルシーはすでに1月の移籍市場についても検討しているようだ。
イギリス『メトロ』によれば、マレスカ監督は守備強化としてボーンマス(イングランド1部)でプレーするウクライナ代表DFイリア・ザバルニーの獲得を望んでいるという。ただ、同選手はアーセナル(イングランド1部)も関心を示しているほか、ボーンマスと2029年夏まで契約を結んでいることから高額な移籍金が必要になるとみられている。
22歳ながらウクライナ代表として43キャップを刻むザバルニーは母国のディナモ・キエフでプロキャリアをスタートさせると、2023年1月にボーンマス入り。対人守備の強さや、ビルドアップ能力の高さを武器に今季のプレミアリーグ11試合に出場している。
また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「チェルシーはセンターバックの市場を積極的に監視している。1月になるか、夏になるか見てみよう。1月になるかは保証されていない。夏の移籍市場最後の数日間でチェルシーはセンターバックの補強を検討していたからだ」と守備強化を望んでいたことを明かしている。
そのなかで、ロマーノ氏はベンフィカ(ポルトガル1部)でプレーするポルトガル人DFトマス・アラウージョに興味を持っていたとのこと。同選手に関してチェルシーはベンフィカと接触したが、重要な選手と位置付けられていたため何も起きなかったようだ。