今季から指揮を執るチアゴ・モッタ監督を援護するために今夏にブラジル代表MFドウグラス・ルイスやオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルス、アルゼンチン代表FWニコラス・ゴンザレスなどを獲得したユベントス(イタリア1部)だが、セリエAでは6位に位置している。
ただ、上位争いは混沌としており、首位のナポリ(イタリア1部)とは2ポイント差となっている。5シーズンぶりの覇権奪還を目指す後半戦に向けて、ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルとコロンビア人DFフアン・カバルが離脱した守備の補強がマストとなっている。
イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスは今夏に大金を投じたこともあり、冬の移籍市場では多額の資金を費やすつもりはないという。そのなかで、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)と今季限りで契約満了を迎えるイングランド代表DFハリー・マグワイアに興味を持っているという。
2019年夏に当時のDF史上最高額でレスター・シティからユナイテッドに加わったマグワイアは、エリック・テン・ハグ前監督の下で序列が低下。主将の座を剥奪されるなど、今季は負傷の影響もあり、プレミアリーグ5試合の出場にとどまっている。
イングランド代表DFはルベン・アモリム監督に移行したことから3バックを好む指揮官のもとで出場機会が欲しいと考えているとのこと。ユベントスはそのほかにもバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)のイングランド代表DFエリック・ダイアーなどにも興味を持っているとされているが、守備強化に成功するのだろうか。