ジョナサン・デイビット 写真:Getty Images

 昨季のブンデスリーガで連覇が途切れたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)だが、捲土重来を目指す今季は唯一の無敗で首位に位置。2位のライプツィヒ(ドイツ1部)に5ポイント差をつけている。

 今季も11ゴールを記録するなど、得点王ランキングでトップタイとなっているイングランド代表FWハリー・ケインが健在しているなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、リール(フランス1部)に所属するカナダ代表FWジョナサン・デイビットに興味を持っているという。

 デイビッドは2020年8月にヘントからリールへ完全移籍。高い決定力とスピードを武器に加入初年度からリーグ・アンで2桁ゴールを記録してクラブのリーグ制覇に貢献すると、今季はここまでリーグ戦11試合で7ゴールを記録している。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリード(スペイン1部)やアトレティコ・マドリード(同1部)、ユベントス(イタリア1部)相手からもゴールを記録しているデイビットだが、リールとの現行契約は今季限りまでとなっており、来夏にフリーで移籍する可能性が非常に高いようだ。

 バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エバール氏はデイビットを高く評価しているが、欧州メガクラブのほとんどがカナダ代表FWとの契約に興味を持っている模様。バイエルンには親友であるカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスも在籍しているが、移籍することはあるのだろうか。