サッカー日本代表「森保ジャパン」は、11月15日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でインドネシア代表と対戦。FW小川航基(NECナイメヘン)、MF南野拓実(ASモナコ)、MF守田英正(スポルティングCP)、DF菅原由勢(サウサンプトン)のゴールにより、4-0で勝利したが、MF堂安律(SCフライブルク)と同じく右サイドを本職とするMF伊東純也(スタッド・ランス)の起用法が話題になっている。
森保一監督は前半で2点リードを奪うと、後半から南野を下げてFW前田大然(セルティック)を投入。前田を左ウイングバックに配しているが、前半に左ウイングバックでプレーしていた三笘は左シャドー(前線1トップ)へ移った。
その三笘はイエローカードを貰っていたこともあり、62分でMF堂安律とともに途中交代。替わってピッチに立った伊東は右シャドー、菅原は右ウイングバックでプレーしている。
森保監督は10月のオーストラリア戦でも、ドリブル突破など個人能力に優れた選手をシャドーに置くという起用法を実践。ただ、この時はゴール前のスペースを埋める相手守備陣を前に、後半途中からシャドーでプレーの三笘は結果を残せなかった。
インドネシア戦でも、伊東のシャドー起用を巡って「伊東の良さが活きていないように見える」「プレーが窮屈そう」「サイドに張らせた方が絶対に良い」「伊東・三笘のシャドー、インドネシア相手にすら機能していない」といった声が。森保監督の采配に疑問の目が向けられているが、攻撃のオプションを増やすという意味では、大量リードの試合展開で試す価値はあるかもしれない。