サッカー日本代表「森保ジャパン」は、11月15日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でインドネシア代表と対戦。前半30分まで再三にわたりピンチを招いているだけに、森保一監督による3バックシステムの採用や、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)のセンターバック起用に厳しい意見が相次いでいる。
冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)、谷口彰悟(シント=トロイデンVV)と主力のセンターバック複数名を欠いている日本だが、森保監督は3バックシステムを継続。最終ラインでは左から順に町田浩樹(ユニオンSG)、DF板倉滉(ボルシアMG)、橋岡を配した。
これに対してインドネシア代表のシン・テヨン監督は、キックオフ直後からサイドのスペースを突いたり、前線へロングボールを放り込むなど、縦に速いカウンター攻撃で対抗。前半30分終了時点ですでに複数回の決定機を作るなど、韓国人指揮官の狙いが的中している状況だ。
日本が劣勢の試合展開に、ネット上では3バック採用に対する疑問の声が噴出。「これだけ怪我人が多いから、4バックにすべきだったのでは?」「橋岡を使ってまで3バック使う意味はない」「橋岡を3バックの右で使うくらいなら、4バックにしろと思う」といった声が挙がっているほか、「町田と橋岡の質の差がすごい」「橋岡の守備が不安…」「橋岡、フィジカルで負けている」などと、橋岡のパフォーマンスにも厳しい目が向けられている。
前半35分にFW小川航基(NECナイメヘン)のゴールで先制し、4分後にMF南野拓実(ASモナコ)の得点でリードを2点に広げた日本。後半、森保監督が守備陣でどのような交代策を打つのか注目が集まる。