FC東京所属のブラジル人DFエンリケ・トレヴィザンが、Jリーグでのプレー続行を望んでいる模様。プレースタイルや日々の生活リズムに関する日本とブラジルの違いについても語っている。
同選手は2021シーズンに大分トリニータでプレーした後、2022年1月にポルトガル1部エストリルからFC東京へ完全移籍。加入1年目こそ左肩脱臼により長期離脱を強いられたものの、DF木本恭生やDF森重真人らとともに守備陣に必要不可欠な存在に。今季も6月16日開催のJ1第18節ジュビロ磐田戦までほぼ全試合スタメン出場も、以降は怪我の影響もあり1試合の出場にとどまっている。
ブラジルメディア『VAVEL』で11月14日に掲載されたインタビュー記事によると、トレヴィザンは「この国での経験はとてもポジティブだし、とても幸せ。日本で4年目を終えられることに感謝している。妻も僕も日本の環境や生活などにすっかり慣れたよ」と、日本への愛着を強調した上で、Jリーグについて以下のように語ったという。
「日本の文化やサッカーが本当に好きなんだよ。とても速くて、ダイナミックなサッカーのスタイルだし、(J1で)優勝する可能性のあるチームが6,7つもある。とても競争力が高くてバランスの取れたリーグだね。それに日本のサッカーは年々進化している。FIFAワールドカップを見れば分かるけど、日本は常にレベルアップしている」
またブラジルとの違いについては、「日本での生活は、遠征や試合などが多くて慌ただしいブラジルとは全然違う。試合数がそこまで多くないから、ゆっくりと生活できるんだ。もちろん文化の違いはあるけど、慣れているよ」とコメント。「今住んでいる東京はとてもいいところだ。ブラジル人をとても温かく迎え入れてくれるし、ここに留まりたいね」と語るなど、2025年以降も東京を拠点に活動することを望んでいる。