今季のラ・リーガで連覇を目指すレアル・マドリード(スペイン1部)だが、緊急事態に陥っている。今夏にスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団したセンターバック陣容はオーストリア代表DFダビド・アラバが離脱しており、直近のオサスナ(スペイン1部)戦でブラジル代表DFエデル・ミリトンがじん帯断裂の大ケガで今季絶望となっている。
現在センターバックでプレーできる選手はスペイン人DFヘスス・バジェホが構想外となっていることからドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとカスティージャのスペイン人DFラウール・アセンシオのみ。その代役を務めていたスペイン代表DFダニエル・カルバハルとフランス代表MFオーレリアン・チュアメニも離脱していることから、1月の移籍市場では守備強化が急務となっている。
ポルトガル『レコルド』によれば、マドリードは日本代表MF守田英正も在籍するスポルティングCP(ポルトガル1部)のポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオ、コートジボワール代表DFウスマン・ディオマンデ、ベルギー代表DFゼノ・デバストの3選手をリストアップしているという。
左利きであるイナシオは右足も遜色なく使いこなせることが利点になる模様。ビルドアップ能力の高さや対人守備の強さを武器に今季はここまで公式戦16試合に出場して2ゴール3アシストの数字を残している。
今季の公式戦14試合に出場しているディオマンデに関してマドリードはフィジカルの強さなどから”ネクスト・リュディガー”だと考えているとのこと。また、デバスト関しては上述したイナシオとディオマンデをミックスした選手だと捉えているようだ。