元日本代表GK権田修一は、2024シーズン限りで清水エスパルスを退団。11月10日開催の明治安田J2リーグ最終節ロアッソ熊本戦後にSNSを更新しているが、投稿内容をもとに一部サポーターとの関係性に関するとある憶測が駆け巡っている。
権田はFC東京、SVホルン、サガン鳥栖、ポルティモネンセと渡り歩き、2021年から清水でプレー。2022シーズンのJ2降格後も同クラブの正守護神として活躍し、今季はリーグ戦35試合でプレーし、J1昇格の立役者に。ただ10月27日の第36節・栃木SC戦から熊本戦まで3試合つづけて出番がなかった。
熊本戦後のセレモニーで、「僕自身は1年前にクラブから、この2024シーズン以降は契約を更新する意思がないと伝えられ、ラスト1年、どうしたら来年J1に上がった後も落ちないチームに、もっと子どもたちや静岡の人、全国の人に愛されるエスパルスになるのか、というのを考えて過ごしてきました」などと、2023年の時点で2024シーズン終了後の退団が既定路線だったことを明かした権田。試合後には、インスタグラムにJ2優勝のシャーレを持つ自身の姿をアップするとともに、以下のように綴っている。
「4年前はJ2であっても優勝できるクラブ力はなかったと思います。監督、選手が入れ替わるのはサッカー界では当たり前。だからこそクラブの力が大事。クラブは選手、スタッフはもちろんオレンジを着てスタジアムで応援してくれている全ての人の力で強固に結束して成長していきます」
「最後の挨拶でも触れましたが、この4年の間にスタジアム全体がポジティブな4面オレンジの雰囲気になったのは未来に向けてとても大きなことだと思います!これからも皆さんの何代も先まで強く愛されるエスパルスになるようにサポートをよろしくお願いします!」
「僕のユニフォームやグッズを購入してくれた皆さん、本当にありがとうございました。SNS、クラブ発信のメディアで皆さんへ声を届けられなかった事は申し訳なく思います。今後はSNSやメディアで皆さんに元気な姿を見せていけたらと思います!」