セルティック所属FW古橋亨梧は、11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア、中国)へ臨む日本代表に招集。負傷離脱中であるFW上田綺世(フェイエノールト)に替わるストライカーとして期待を寄せられる一方、ここに来て森保一監督との関係性は微妙という見方が海外で広まっている。
古橋は2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、海外挑戦1年目から絶対的ストライカーとして活躍。スコットランド1部リーグを代表する選手として現地で評価される一方、2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会で日本代表から落選したことでも話題に。北中米W杯アジア予選でも招集外が続いていたが、およそ1年ぶりにサムライブルーのユニフォームに袖を通すこととなった。
インドネシア代表とのアウェイゲームでスタメン出場も予想されている古橋だが、ファン・サポーターの関心は同選手と代表指揮官の関係性に。イギリス国内でも以前、森保監督のメンバー選考に対する異論が湧き起こっていた。
セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』が11月14日に伝えたところによると、現在スコットランド1部セント・ミレンの下部組織を率いているステファン・マッギン氏は、「森保監督は古橋に対して、そして古橋のプレースタイルに対して何らかの不満を抱いていたのだろうかといつも思う」と、10月まで代表招集外が続いていたことに疑問を投げかけると、久々の代表メンバー入りについて以下のように語ったという。
「前田、旗手、古橋と、セルティック所属の日本人選手全員が代表に招集されたのは素晴らしい。古橋は特にそうだ。UEFAチャンピオンズリーグで良いパフォーマンスを見せているのに、いつも代表から外れていた。代表チームが国際レベルで古橋より優れたストライカーを3,4人抱えているなんてあり得ない」