七五三のときは神社やお寺へ参拝に行くだろう。そこで、関西で七五三のときに参拝できるスポットとして、五つの神社を紹介する。七五三の基本的なマナーも解説するので、ぜひ合わせて確認してほしい。
そもそも七五三ってどんな行事?
七五三は、子どもの成長を祝う日本の伝統的な行事だ。3歳、5歳、7歳の子どもたちが、健やかな成長と将来の幸福を祈って神社にお参りする。この年齢は古来、子どもの成長の節目とされ、家族で神社を訪れることが多い。七五三の参拝は、毎年11月15日。最近では、10月末~12月前半までの土日・祝日に参拝する家族も増えているようだ。
関西で七五三詣の神社五つ
七五三は、子どもの成長を祝う大切な行事だ。関西には、七五三の参拝にぴったりの神社が数多くある。ここでは、特におすすめの五つの神社を紹介していく。それぞれの神社には、独自の魅力と歴史があり、家族で訪れるには適した場所だ。素晴らしい思い出を作るために、ぜひ参考にしてみてほしい。
住吉大社
住吉大社は、大阪市にある歴史ある神社で、七五三におすすめのスポット。住吉大社は、1800年もの歴史がある。七五三のお参り時期には、色とりどりの着物を着た子どもたちが訪れ、家族で記念写真を撮る姿がよく見られる。七五三の参拝に行くと、子ども服メーカー「ファミリア」のグッズが授与される。
伏見稲荷神社
伏見稲荷神社は、京都に位置する七五三詣に人気の高い神社だ。こちらは、全国にある「稲荷神社」の総本宮として知られている。
朱色の鳥居が連なる千本鳥居は、子どもたちにも大人気で、写真映えするスポットとしても知られている。七五三の時期には多くの参拝者で賑わい、華やかな雰囲気が漂う。七五三の記念に、子どもたちと一緒に楽しい思い出を作ろう。
大阪天満宮
地元の人たちを中心に愛される、由緒正しき神社が大阪天満宮だ。地元の人から「てんまのてんじんさん」と呼ばれて親しまれているそう。学問の神様として知られる菅原道真を祀っている神社であり、七五三にも人気のスポットだ。
大阪の中心部に位置し、アクセスも良いため、七五三のシーズンには多くの家族連れが訪れる。
八坂神社
八坂神社とは「祇園さん」の名で愛される神社だ。全国にある「八坂神社・祇園信仰神社」の総本社としても知られている。境内は広々としており、季節ごとに美しい風景を楽しめる。
境内の建築物は国宝や重要文化財にも指定されており、国内外問わず、多くの参拝者が集う。
大阪城豊國神社
大阪城豊國神社は大阪市内に位置する、子どもの成功や出世を祈願できる神社だ。農民から登り詰めた豊臣秀吉を祀る神社であることから、出世開運の神様とされている。七五三のように、門出の日にふさわしい神社といえる。
七五三のマナーは?
七五三は子どもの成長をお祝いする特別な行事であり、神社を訪れる際にはいくつかのマナーがある。まず、参拝時の基本的なマナーを守ることが重要。例えば、神社の鳥居をくぐる際には一礼をし、参道の真ん中は避けて歩くなど。ここでは、七五三のマナーについて解説する。
神社の参拝マナー
神社を訪れた際には、まず鳥居をくぐる前に一礼することが基本。参道を歩く際は、中央を避けて進むのが礼儀とされている。拝殿に着いたら、手水舎で手と口を清める。次に拝殿に進み、二礼二拍手一礼の順でお参りする。本堂で手を叩くのはマナー違反のため注意しよう。あとは、心を込めてお願い事や感謝の気持ちを伝えることが大切だ。
服装のマナー
七五三は日本の伝統行事であるため、着物を着るのが一般的だ。3歳であれば女の子はハレ着、男の子はハレ着の上に、羽織や陣羽織などを合わせる。5歳児であれば、黒の紋付き袴が正装だ。7歳では大人と同様に「四つ身の着物」を着用する。
七五三は家族で神社にお参りに行こう!
七五三は、子どもの成長を祝う大切な行事。関西には、歴史と格式を持つ神社が多くあり、家族で一緒に参拝するのにぴったりな場所がそろっている。家族全員で子どもの健やかな成長を祈り、思い出に残る1日となるだろう。参拝マナーや服装にも気を配り、家族で心温まる七五三の時間を過ごそう。
提供元・BCN+R
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