プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、元リバプールのレイ・ホートン氏(2000年引退)から「ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)のカテゴリーに属する選手」との評価を受けている。
同氏は、サラーの並外れたゴールとアシストの能力が、リバプールのプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグでの好成績を支えていると考えているようだ。今2024/25シーズン、32歳のサラーは、クラブの指揮官がアルネ・スロット監督に代わったにもかかわらず、全大会で17試合出場10ゴールと10アシストを記録している。
ホートン氏はUKのラジオネットワーク『talkSPORT』で、「サラーはロナウドと同じく卓越した自己管理能力と高い精神力を持ち続けている」と述べ、ロナウドと並ぶ存在と評価。この姿勢こそがサラーを一層とパワーアップし、得点のみならずアシストでもチームに貢献するオールラウンダーへと進化させたと称賛した。
しかし、この称賛は同時にリバプールへの「警告」でもあると同氏は指摘した。サラーの契約が今シーズン終了で満了するため、リバプールが来年1月からの他クラブとサラーのプレ契約を避けたいなら、契約更新が急務だという見解を示した。リバプールは新契約でサラーを引き止めたいようだが、パリ・サンジェルマン(PSG)やサウジアラビア勢が狙いを定めていることが連日報道されている。
一方、リバプールは、ノッティンガム・フォレストのDFムリーロへの関心を示しており、守備陣の補強にも力を入れたいようだ。