モバイル分野でのブラウザシェアの獲得に失敗した「Mozilla Firefox」
Firefox OSでのモバイルOSのシェア獲得に失敗した「Mozilla Firefox」は、そのままずるずるとモバイルにおいて存在感を失っていきます。
PCからスマートフォンへとインターネット利用の主戦場が移る中、Firefoxは「Firefox OSの失敗」から立ち直れず、その変化に十分に対応できなかったと言えるでしょう。結果、iPhoneユーザーならSafari、AndroidユーザーならChromeを利用するといった形でブラウザシェアが変化していきます。
さらにたとえばChromeユーザーは、モバイル版とデスクトップ版で履歴やブックマークを簡単に同期することも可能。そのため、PC版においてもFirefoxを使用するメリットが相対的に低下してしまいます。スマホ性能が向上し、モバイル回線の使い放題プランなども充実した今日であれば、ブラウザ特化型OSとしての「Firefox OS」はまた別の受け入れられ方をしたかもしれません。
ChromebookがWindowsともMacとも異なるPCとして一つの市場を築いた一方で、近しい着想を持っていたFirefox OSがうまくいかず、そのままブラウザシェアの回復に至れずにいるのが現状だと言えるでしょう。
※サムネイル画像(Image:Mojahid Mottakin / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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