寒くなってくると行きたくなるのは温泉ではないでしょうか?実は日本と同じくイタリアも温泉大国で、たくさんの温泉があります。

「テルマエ・ロマエ」という漫画が原作の映画もありますが、「テルマエ」はラテン語で温泉を意味し、イタリア語では「テルメ」と呼ばれます。イタリアの「テルメ」は温泉といっても、裸で入浴する日本とは違い、温泉のプールに水着で入るのが一般的。

今回はその中でも私が実際に訪れた温泉地を3つご紹介します。

目次

  1. 1. イスキア島(Poseidon)
  2. 2. シルミオーネ(Aquaria)
  3. 3. モンテカティーニ(Terme Tettucio)
  4. まとめ

1. イスキア島(Poseidon)

ナポリから船で約1時間半の場所にある島、イスキア島は、あちこちに温泉が湧き出る温泉の島として有名です。

イスキア島にはたくさんのテルメがありますが、その中でも「Poseidon(ポセイドン)」という人気の温泉施設に行きました。

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

広大な庭園の中に20の温泉プールとサウナの他、ビーチやレストランもあり、1日楽しむことができます。

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

日本人なら冬にこそ温泉に行きたくなりますが、こちらは屋外の施設ということもあり、冬は営業していません。源泉の温度が高くないイタリアで温泉を楽しむのは主に春から秋のようです。

Poseidon(ポセイドン)

  • 住所:Via Giovanni Mazzella, 87, 80075 Forio NA, イタリア
  • 電話番号:+39 081 9087111
  • 営業日:2024.4/20〜10/31
  • 営業時間:9:00〜19:00

※例年4月~10月営業 公式サイトからご確認ください

2. シルミオーネ(Aquaria)

イタリア北部の湖水地方のガルダ湖畔の街、シルミオーネにも温泉があります。人気の温泉施設「Aquaria(アクアリア)」では、屋内外の温泉プール、ジャグジー、サウナ等を楽しむことができます。

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

こちらの施設は、湖の景色を楽しみながら入浴できるのも魅力で、屋外にはインフィニティプールもあります。

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

シルミオーネは湖に浮かぶように立つお城や街並みも素敵なので、観光地としてもおすすめです。

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

Aquaria(アクアリア)

  • 住所:Piazza Don A. Piatti, 1, 25019 Sirmione BS, イタリア
  • 電話番号:+39 030 916044
  • 定休日:年中無休
  • 営業時間:日〜木曜 9:00〜22:00 金・土曜 9:00〜24:00

3. モンテカティーニ(Terme Tettucio)

トスカーナ州のモンテカティーニという街も温泉地として有名ですが、モンテカティーニで有名な温泉施設「Terme Tettucio(テルメ・テットゥッチョ)」は、なんと飲泉専門の施設!!

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

こんなに立派な施設で温泉に浸かれたら・・・と思わずにはいられません。飲泉はしょっぱいものや硫黄の味のものなど、4種類の源泉がありました。

イタリアの温泉で癒される旅:日本とは違うテルメの魅力3選
(画像=『たびこふれ』より 引用)

医師も駐在する本格的な施設で飲泉の経験も貴重でしたが、温泉はやはり飲むより浸かりたいですね。
でも佇まいとしては一番印象に残っています。

Terme Tettucio(テルメ・テットゥッチョ)

  • 住所:Piazza Domenico Giusti, 51016 Montecatini-Terme PT, イタリア
  • 電話番号:+39 0572 778501
  • 定休日:年中無休
  • 営業時間:8:00〜12:00 16:00〜19:00

まとめ

今回ご紹介した以外にも、ボルミオ温泉やサトゥルニア温泉やなど、気になっていてまだ行けていない温泉もたくさんあります。また、温泉施設だけでなく、自然の中で自由に楽しむことができる温泉もあります。

イタリアに行ったら、日本とは違ったテルメも楽しんでみてはいかがでしょうか。

文・写真・ロマーニャ/提供元・たびこふれ

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