新型モデル「The new IONIQ 5」を発表

続いて、マイナーチェンジしたIONIQ 5 は、グローバルスタンダードである 800V 級電 源システムを備えた先進の EV で、バッテリー容量を 15%以上増大し 84kWh とし、さらにエネル ギー効率の高い第四世代バッテリーセルを採用したことで、最大の一充電走行距離は 703kmとなった。

ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)
ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

加えて 新型IONIQ 5 が「未来のモビリティ」を体現していると述べ、日本の消費者に 向けてのメッセージとして、「IONIQ 5 は移動のためだけのツールではなく、停まっていて も楽しめる様々な利便性をも持った EV です」と商品担当の佐藤健氏から説明があった。

ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

IONIQ5は2022 年 5 月より販売され、新モデル 「The new IONIQ 5」は 2024年11 月 8 日(金)に 5,236,000 円で販売 を開始した。

IONIQ5は2024 年 9 月時点で、累計販売台数は 34 万台を超えており、この実績は Hyundai がグローバル市場において電気自動車への強いコミットメントになるとしている。

「The new IONIQ 5」は、一般的な EV の電源システムは 400V 級であるのに対し、IONIQ 5 には今後のグローバルスタンダードとなる 800V 級電源システムを採用。バッテリー容量を 84kWh に増大し、エネルギー密度の高い第四世代バッテリーセルを採用することで一充電走行距離が最大 703kmの⻑い航続距離を実現した。ちなみに、Voyage / Lounge が 703km、Voyage AWD モデルは 648km、Lounge AWD モデルは 616kmの航続距離で、バッテリー容量は84kWhのみ。

ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

また、ドライブモードには従来の IONIQ 5 に採用されている「ECO」「NORMAL」「SPORT」に加えて、「MY DRIVE」が加わり、個人設定ができるようになった。

さらに、モーターの出力もアップし高速域での加速感も向上するなど、様々な環境でもドライバーが走る愉しさを感じ、⻑距離でも快適にドライブを楽しめるように設計されている。

「The new IONIQ 5」はモーター制御の改善やリヤモーターの遮音性を高めることで、従来の IONIQ 5 よりもさらに高い静粛性を実現。また、Hyundai が IONIQ 5 で提案した「快適な居住空間 (Living Space)」というコンセプトのもと、車内の利便性をさらに向上させている。

ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)
ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)
ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

「The new IONIQ 5」はワイヤレススマートフォン・プロジェクション機能を搭載しており、設定済みのス マートフォンを持ち込むだけで、Apple CarPlayTM、Android AutoTMがワイヤレスで使用可能になった。また、スマートフォンのワイヤレス充電は、手の届きやすいセンターコンソール上部に配置。

ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)
ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)
ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

併せてシート ベンチレーション・シートヒーターなどのボタンもドライバーが操作しやすいセンターコンソールに配置す ることで、快適で直感的に操作できる場所に変更した。

「The new IONIQ 5」の Lounge/Lounge AWD には、ビルトインフロントカメラとリヤビューカメ ラを活用したドライブレコーダー機能が搭載され、映像と共に音声、位置情報も記録できる仕様となった。また、車両前方の映像をセンターのインフォテインメント画面に映し、ルート案内に重ねて表示する AR ナビを搭載することで、ナビゲーションがより直感的でわかりやすく進化している。

さらに、スマートフォンや スマートウォッチが車のキーとして解錠・施錠、車両の始動に使えるデジタルキー機能とすることで、 家族や友人とも対面することなくキーをシェアできるようになった。

「The new IONIQ 5」販売価格(消費税込み)

Voyage RWD モデル 5,236,000 円
Voyage AWD モデル 5,544,000 円
Lounge RWD モデル 5,742,000 円
Lounge AWD モデル 6,138,000 円

諸元

ヒョンデ 今後5年間で10倍の販売台数へ 2025 年度ビジネスプラン「Hyundai Biz. Day」の開催と新型IONIQ5&スモールEV「INSTER」を発表
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

文・Auto Prove 編集部/提供・AUTO PROVE

【関連記事】
BMW M550i xDrive (V型8気筒ツインターボ+8速AT:AWD)試乗記
マツダ3e-スカイアクティブ X試乗記 トップグレードエンジンの進化
トヨタ ヤリスクロス試乗記 売れるクルマ(1.5Lハイブリッド4WD)
ホンダ N-ONE試乗記 走りが楽しいRS(FF 6速MT、CVT、ターボ&NA)
スズキ ソリオバンディット試乗記(1.2LMHEV CVT FF)