その隣は、田島松一さん(鎌ヶ谷市)。小日向さんと同様にハゼ釣りをする友人の誘いで始めた。最初は宿のレンタルから入り、のめり込んで釣具店で仕入れた一対の中通し竿を数組持ち込んでいた。
一荷でキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
初めは片方を12尺中通し、片方をヘラ竿のノベ竿スタイルで釣り味を試した。だが、北風が強く取り回しづらいと中通しの対に変更。オモリ5号の2本バリで、数を伸ばしている。
左舷大ドモには、同宿のキス釣りの名人(小日向さん談)で、50年通っていると語る関川弘さん(足立区)。キスのリール竿2本を手に持ちながら誘って、こちらも好調だ。
リール竿でもゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
船長に水温を聞くと21.5度。前日より1度下がったとのこと。風との兼ね合いで、できるポイントをこまめに攻め分けていく。3人ともすぐにツ抜け到達。
コンスタントにヒット続く
9時45分に移動。この時点で小日向さん46尾、田島さん20尾。田島さんはこの風で長竿を疲れやすいと9尺の対に変更してペースを掴んでいく。
リズミカルで小突く(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
小日向さんはエサを房掛けにしてアピール、安定してハゼを掛けていく。17.5cmの良型も釣っていた。
12時、船長は内港のポイントもチェックしたが、すぐに元のポイント周辺に戻る。
振り子のように取り込む(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
ラストの流しでは、田島さんが一荷の2連チャンがあるなど、入れ乗りで追い上げる。小日向さんもコンスタントに数を重ね、13時50分沖上がりとなった。
竿頭は165尾ゲット
釣果は8~17.5cm60~165尾で竿頭は小日向さん、2番手は田島さん123尾。
助川直弘船長のコメント
助川船長(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)