2人は逮捕時、ウォール街にある42階建ての高級コンドミニアムの上層階にある2ベッドルームに暮らしていた。
この日の審問で、リヒテンシュタイン被告が過去に行ったウクライナとカザフスタン旅行は、ロシアとウクライナの仲介役を通じて、暗号資産を現金に変換するためだったことが明らかになった。現金はロシアとウクライナの住所に送られ、そこでリヒテンシュタイン被告が受け取り、ニューヨークで回収できるよう米国の銀行口座に預金していた。
さらに、資金の一部を金貨に変えて、カリフォルニアに埋めていたことも判明した。
夫に続き、モーガン被告は午後に開かれた審問で、マネーロンダリングと米国に対する詐欺共謀の各1件の罪で有罪を認めた。
それぞれの刑期は最大で20年と5年とされ、連邦裁判所判事が、刑期ガイドラインなどをもとに検討する。
なおストリーミング大手のネットフリックスは昨年、2人を中心に同事件を描くドキュメンタリー作品を制作する計画を発表している。