イスラム組織ハマスがイスラエルを急襲して以来、ニューヨークやシカゴ、サンフランシスコなどの主要都市では、パレスチナの解放を求める人々とイスラエル支持者が、抗議集会やデモ行進を行っており、住民間の緊張感が高まっている。

イリノイ州では14日、71歳の男がパレスチナ系アメリカ人の親子を刃物で襲い、6歳の子供が死亡する事件があった。逮捕されたジョセフ・M・チューバ容疑者には、ユダヤ系のバックグラウンドがあると報じられている。

ニューヨークでは、ユダヤ系の老舗レストラン「セカンド・アベニュー・デリ」の外壁に、ナチスのシンボル「かぎ十字」の落書きが発見された。警察はヘイトクライムの容疑で捜査を行なっている。