下村博文議員は暗に党の許可がなければ出席できない旨を匂わせる発言を繰り返し、白黒がはっきりしないのでついには野党側から書面で出席意向を確認する流れになる始末。
こうしたグダグダに、総理は心底頭にきているものと思われ、その怒りはもっともです。
ただ自民党の内部論理でいえば、これだけ支持率が低下した総理の求心力は低下しており、こうした駆け引きは権力闘争の一貫になってしまっているのでしょう。
これだけの不正を働いておいてつくづく情けないことですが、これが永田町政治・自民党政治の偽らざる実態です。
しかし、総理の怒りからは逃げ続けることができても、世論の怒りからはそう簡単に逃げることはできません。
私たちも引き続き国会審議の中で、裏金議員たちにはひとり残らずきちんと責任を果たさせるように強く提言をしていきます。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年3月日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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