■マスク氏「現時点での最大の脅威は超低出生率」
しかしフェルスターの見解に真っ向から異議を唱える人々もいる。その中の意外過ぎる1人がイーロン・マスク氏だ。
マスク氏は出生率が高すぎるのではなく、低すぎるために人類が滅亡する可能性があるとこれまでもに繰り返し述べている。人口減少こそが人類史上最大の脅威であるというのだ。
昨年に出演したポッドキャスト番組「Full Send Podcast」の中でマスク氏は「私たちが状況を好転させなければ、文明は“泣き声と大人のおむつ”とともに消滅する可能性があると考えている」と語っている。
「現時点での最大の脅威は人口崩壊、つまり超低出生率だと思います。私たちは過疎問題を抱えています。私たちが直面しているのは人口崩壊です。人口がどれくらいのスピードで崩壊するのか人々は見当もつきません」(マスク氏)
近いうちに世界は急激な人口減少に突入すると警告を発するマスク氏だが、その真意にはこれまでの自由主義経済下でのビジネスモデルが崩壊する危機感もあるように思われる。
2026年11月13日が無事に過ぎてからは、今度は人口減による“人類滅亡シナリオ”が待っていることになる。次々に襲いかかる新たな課題を我々は克服できるのだろうか。“人類の叡智”の真価が問われる状況はまだまだ続きそうだ。
参考:「Daily Star」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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