■「良い時代になった」と称賛の嵐
前出のツイートは投稿から数日で1,000件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「300円なんだ…。良い時代になったなぁ…」「この前、5,000円くらいのカッパ買ったけど、こっちで良かった…」など、称賛と驚きの入り混じった声が多数寄せられていた。
また「防災用にも購入して保管している」という意見が見られる点にも注目したい。傘のデメリットの1つに「片手が塞がってしまう」という要素が挙げられるが、こちらのレインコートであれば、そうした制約を気にする必要はない。子供を抱き上げて避難しなければならない非常時であろうと、親子の体を雨風からしっかり防いでくれるのだ。
ツイート投稿主・びす子さんも「赤ちゃんを抱っこしたまま着用できる防寒着は見たことあるのですが、レインコートを見たのは初めて、且つお値段が300円ということに驚きました」と、興奮した様子で振り返っている。
ツイート本文にもあるように、びす子さんの子供は既に「赤ん坊」の年齢ではなくなっているため同商品を使う機会は無いが、「小さなお子さんを持つママパパにぜひ届いてほしい」という思いで投稿したという。
続いて、DAISOを展開・運営する企業「株式会社大創産業」に、商品販売の経緯やスペックについて取材を敢行すると…。
■商品誕生の経緯が素晴らしすぎる
今回話題となった「赤ちゃんを抱っこしたまま着れるレインコート」は、2022年7月ごろから販売スタートとなった商品。
開発経緯について、大創産業の担当者は「我が社で取り込みができていない商品でした」と前置きしつつ、「実際に子供を持つバイヤーが『こんな商品があったらいいな』という観点から考えた商品です」と説明している。
同レインコートはカバーパーツ「ダッカー」を使用して「赤ん坊と一緒に着られる」点が最大の特徴だが、通常時でも「妊娠中の着用可」という点に注目したい。言わば出産前・出産後の時期を、長きに渡ってサポートしてくれる「頼れる相棒」なのだ。
ところで、商品名の「抱っこしたまま着れる」という「ら抜き言葉」にモヤモヤしている人もいるのでは。
記者も職業柄、むず痒いものを感じて確認したところ、どうやらこちらは「文字数」の影響で省略されたようで、決して大創産業が「ら抜き言葉に気づかず商品化した」ワケではないため、安心してほしい。梅雨が本格化する前にぜひ、神スペックのレインコートをチェックしておこう。
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合がございます。
※掲載商品については予告なく廃盤、仕様変更等が発生する場合がございます。予めご了承ください
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
提供元・Sirabee
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