かつてFC東京やヴィッセル神戸でプレーしていた日本代表MF橋本拳人は、スペイン2部SDウエスカへの再加入間近に迫っている。しかし本人はビザ発給の問題により、ややフラストレーションを溜めているようだ。
同選手はロストフとの契約を2024年6月まで残す中、ロシアのウクライナ侵攻をうけての特例措置により昨年3月末から7月にかけて神戸でプレー。7月中旬に1年契約でウエスカへ加入すると、2022/23シーズンはリーグ戦42試合中33試合に出場。中盤に欠かせない存在として活躍していた。
橋本には神戸やFC東京復帰の可能性が取りざたされたものの、2023/24シーズンもウエスカでプレーすることがほぼ確実に。スペイン紙『エラルド』は今月16日、ウエスカのアンヘル・マルティン・ゴンザレスSD(スポーツディレクター)が、1か月以上にわたり抱えていた橋本のビザ発給問題が解決間近であることを認めたという。
そんな中、橋本は今月16日に30歳の誕生日を迎えたことをうけて自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリーズにて「30歳になりました!メッセージありがとうございます」と、ファンに感謝の思いを伝えた。
その一方で「スペインのVISAを待つこと約1か月。。早くサッカーしたい」と本音を吐露。スペイン2部リーグが開幕した中、いまだにチームに合流できていないことを報告している。
ウエスカは今月14日のスペイン2部リーグ開幕戦でブルゴスに1-1と引き分け。橋本としてはプレシーズントレーニングに参加できずポジション争いで後れをとっているだけに、チーム合流直後のアピールが求められる。