浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images

 浦和レッズは今月末から来月はじめにかけて、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦の2試合に臨む。そのACL決勝限定ユニフォーム(2022 ACL FINALユニフォーム)の販売が今月24日からスタートしたが、早くもフリマアプリや通販サイトなどでユニフォームの転売が横行している。

 ACL決勝限定ユニフォームは10時からオフィシャルショップ「RED VOLTAGE(レッドボルテージ)」にて500枚限定で販売。18時からはオンラインショップにて1500枚限定で販売されている。また早期完売の場合には、ACL決勝2ndレグ終了後に受注販売を受付けるという。

 今月29日に敵地での1stレグを控える中、ツイッター上では「ACLユニ買えた!」、「ACLユニ余っている人いませんか?」といった投稿が数多く見られ、「ACLユニ」がトレンド入りしている。

 ただ一方で、ACLユニフォーム転売に対する浦和サポーターの怒りが噴出。フリマアプリ「メルカリ」で通常20000円のところ50000円以上で販売されているほか、すでに取引が成立したものもあり、「転売ヤー出たか…」、「天罰が下ればいいのに」、「メルカリで出品かよ」というコメントが見られている。

 なおアル・ヒラル戦2ndレグのチケットについても、フリマアプリや通販サイトを通じての高額転売が横行。クラブ公式メンバーシップ「REX CLUB」の会員のみ購入可能となっている今月17日の時点で、すでに通常価格の10倍以上で取引するケースが目立っている。

 またクラブは17日夜に「ACL2022決勝 第2戦 観戦チケットの転売行為について」と題した声明を発表。チケット転売者に対してクラブ資格の剥奪などの装置を講じるほか、転売チケット購入者に対しても入場を拒否する方針を打ち出している。