逮捕後、強盗未遂罪で起訴されたが、罪状認否で無罪を主張した。現在は釈放されている。

シャープ被告は今年3月、タイムズスクエアで職務中のアジア人警官に対し、指を差しながら「ブルース・リー似のお前、やってみろ」などと挑発。警官が、その手を払おうとすると、シャープは「押すな」と反発しながら撮影を続けた。動画はSNSで拡散され、差別的な発言が非難を浴びた。

ニューヨークポスト紙によると、ニューヨーク市警察は4月、シャープ被告が警官にハラスメントを繰り返し、銃に触れようとしたことがあるとして、内部通達で警戒を呼びかけていた。5月にもクイーンズで、逮捕時に抵抗したことや、治安びん乱の容疑で逮捕されている。本人は、シカゴのストリートギャング「Black Disciples」の一味だと名乗っているという。