コミュニティノートがたくさんついて読みにくいのですが、要するに旧姓が使えるのではなく、旧姓併記できるだけなのです。たとえば高市さんの夫は「高市(山本)拓」と旧姓を併記できるだけ。そんな表記をしたい人が何人いるんでしょうか。
こういう不毛な議論が続くのは、日本会議が「夫婦同姓が日本の伝統だ」と嘘をついたから。それが嘘とわかってからも、高市氏のような右派議員が「旧姓も使えるので問題ない」と問題をすりかえた。パスポートも免許証も不動産登記も、旧姓併記を認めただけ。旧姓だけでは使えない。
— 池田信夫 (@ikedanob) September 11, 2024
高市さんは総務相だったとき、旧姓併記できるように1142本もの法律を改正したそうです。事務方のみなさんは大変だったと思います。
高市さん、総務大臣時代に総務省所管の全1,142件の戸籍氏しか使えない申請手続きを、わずか1年間で、旧氏を使えるように見直していたそうな👍✨
恐ろしいまでの実行力&スピード感👍#早苗あれば憂いなし pic.twitter.com/LDIeJ2dh4F
— ドンマイおじさん (@don_mai_don_mai) June 25, 2024
これは無益なだけでなく、有害です。名前の同一性がなくなると、法的な本人認証ができなくなるからです。高市さんは一応、経済安全保障担当相なんだから、IDの重要性を知ってるでしょう。
通称使用の拡大は国として複数の姓を公証することに近く、犯罪の誘発も含めて、法的に望ましい状況ではありません。夫婦別姓を選択できない国は世界で日本だけであり、国として複数の姓を公証するような制度運用の議論をしている国も日本だけです。 QSqwHfuTqa
— 熊谷俊人(千葉県知事) (@kumagai_chiba) September 10, 2024