兵庫県の斎藤元彦知事は、不信任決議を受け、県議会を解散せずに失職を選び、今後の知事選に立候補する意向を固めました。パワハラ疑惑などで告発された斎藤氏に対し、県議会は19日に全会一致で不信任を議決していました。
【午後会見へ】兵庫県知事、失職し知事選に臨む意向固めるC3YibcOu17
兵庫県議会で不信任決議が可決された斎藤元彦知事が、30日付で失職し、出直し知事選に臨む意向を固めたことが、県関係者への取材でわかった。きょう26日午後3時から記者会見で発表する見通し。 pic.twitter.com/vwjlG0ukI9
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 26, 2024
斎藤氏は、29日までに議会解散か辞職・失職の選択を迫られていましたが、30日付で自動失職することを決断しました。
昨日不信任決議が可決されました。
県政が今の状況になっていること、県民の皆様にご心配やご不安を抱かせてしまっていること、まずは、心からお詫びします。
大きな、重い判断になります。しっかりと考え、決めます。
— 兵庫県知事 さいとう元彦 (@motohikosaitoH) September 20, 2024
斎藤知事は出直し知事選に臨む意向を固めているそうです。
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吉村洋文大阪府知事もコメントを出しています。
斎藤知事と話をした。二人で話した内容なので、斎藤知事が何を話したかは言わない。斎藤知事には改革実績がある。ただ、どんな背景事情があったとしても、やはり告発者探し、告発者潰しは権力者である知事の権利執行として、間違いだったと思うし、そこは認めて謝罪すべきだと思う。その考えを伝えた。
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) September 26, 2024
しかし斎藤知事が仮に再選しても難しい選択を迫られることになりそうです。