【5】スマホアプリへの対応が違う
SuicaとICOCAのスマホアプリへの対応については、ハッキリと違いがあります。
まず、Suicaはモバイル端末で使えるように、2006年から当時のいわゆるガラケーで「モバイルSuica」サービスを開始。現在でもスマホ向けにサービスを展開しています。オートチャージの設定はもちろん、Suicaグリーン券やおトクなきっぷまで購入することも可能となっています。
ところが、ICOCAの「モバイルICOCA」のサービスが開始されたのはAndroidスマホが2023年3月からで、iPhoneは2023年6月からとつい最近のこと。そのためか、モバイルICOCAは定期券とクレジットカードからのチャージ以外に機能はなく、モバイルSuicaと比べると利便性がイマイチです。せめて、オートチャージ機能ぐらいはつけて欲しいところですね。
■アプリへの対応
【モバイルSuica】モバイルSuicaは2006年からサービス開始。定期券以外にもオートチャージ、オトクなきっぷ、Suicaグリーン券などが購入可能で多機能
【モバイルICOCA】2023年にサービス開始。定期券とクレジットカードからのチャージ機能のみ
まとめ
いかがでしょうか? 今回はSuicaとICOCAの違いを5つ紹介しました。同じ交通系ICカードでも、意外と違いがあることが分かっていただけたと思います。Suicaは、2001年11月に日本初の交通系ICカードとして誕生して20年以上の歴史があるため、サービスが非常に充実しています。
これに対し、後発のICOCAは私鉄でも購入できますしかなり広いエリアで利用できるのが便利ですが、Suicaと比べるとサービス面ではイマイチ物足りません。
そして、いちばん意外なのが、入場可能なチャージ残高が各エリアで大きく異なっていること。ICOCAを持って東京に来た人は、残高不足で自動改札で引っかからないように注意したほうがいいかもしれませんね。
文・西澤浩一/提供元・オトナライフ
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