SCフライブルク所属MF堂安律は、11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合へ臨む日本代表に招集。15日にインドネシア代表との直接対決を控える中、代表戦のホームゲームとアウェイゲームを比較したという。
ジャカルタ開催の一戦では、すでにチケットが完売していることから、5万人以上のインドネシア代表サポーターがスタジアムに詰めかけることが濃厚に。くわえて韓国メディア『聯合ニュース』が10月25日に報じたところによると、日本嫌いとして知られているシン・テヨン監督は、母国韓国の実業家に対して日本戦のチケット大量購入を要請。これを実業家が承諾したことにより、数千人規模の韓国人によるインドネシア代表応援団が結成されたという。
ただインドネシアメディア『VOI』が11月12日に伝えたところによると、堂安は完全アウェイという雰囲気に物怖じしていない模様。「ホームチームをかなり後押しする雰囲気の中でプレーするのが好きだ」と、アウェイゲームを歓迎した上で、以下のように語ったという。
「フライブルクでプレーしているときは、ホームゲームとアウェイゲームでスタジアムの雰囲気が異なることがよくある。ただアジアにおけるアウェイゲームでは、審判の判定がフェアになりつつあると感じている。日本にとって不利だと思うことはあまりない。むしろホームゲームの方が難しいこともある」
ホームゲームの代表戦における難しさにも言及した堂安。埼玉スタジアムや国立競技場などで、多くのファン・サポーターが後押しすることが多いが、2025年3月のホームゲーム2連戦は北中米W杯出場決定をかけた大一番になる可能性が高いだけに、プレッシャーを感じながらピッチに立つかもしれない。