守るものがあるという場合、その対象が自分自身のものか否かを区別しなければなりません。己の地位や名誉、金といったものを守るのでは、之もまた之で人間として真に強いとは言えません。私は、そうした類を超越し他人や自分の子供等のために在る、という時に初めて真に強い守りになるのだろうと考えています。

「守るものがある人のほうが強い」か「失うものがない人のほうが強い」か、本ブログを読まれた皆様は如何に思われたでしょうか。

編集部より:この記事は、「北尾吉孝日記」2024年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。