リバプール所属の日本代表MF遠藤航には、MF本田圭佑の古巣ACミランやスコットランド1部セルティックなど複数クラブからの関心が報じられている。アルネ・スロット監督の構想外という見方も広まる中、韓国方面では同選手に対する否定的な反応も見られる。
日本代表のキャプテンである遠藤は昨季、ユルゲン・クロップ前監督のもとでレギュラーに定着も、今季はスロットへの監督交代もあり序列低下が顕著に。プレミアリーグではスタメン出場ゼロ、途中出場5試合であり、プレー時間は20分にも満たない。
同選手の去就を巡っては、英メディア『カウト・オフサイド』は11月10日にセルティック、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ、フラム、イプスウィッチ、ミランからの関心を伝えた上で、「遠藤はプレータイムを確保できる環境を望んでいるが、リバプールでは不可能だ」などと、移籍を望んでいる可能性を伝えている。
こうした遠藤のリバプール退団報道に対する関心度は、韓国でも高い模様。同国メディア『OSEN』は11月12日、『カウト・オフサイド』の報道内容を紹介した上で、「日本代表キャプテンのプライドが傷ついた。ベンチ要員となり、強制的にリバプール退団へ向かっている」と綴っている。
また2024年夏のリバプール残留については、「移籍金で折り合いがつかず、遠藤もリバプール残留を望んでいた。当時、彼は『ポジション争いで勝てばいい』と自信を見せていたが、時間が経って後悔している」と、10月はじめにリポート。同選手の決断がプロキャリア暗転の要因のひとつだと主張している。