10日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』にて、高校球児・四ツ木翔也を演じる佐野勇斗が話した栃木弁が流暢すぎるあまり、栃木ネタを売りにしているあのお笑いコンビが頭をよぎる視聴者が続出した。
■栃木弁全開の翔也
糸島東高校対福岡西高校の野球試合の応援で、ときどき出くわす“河童”こと翔也が栃木県から福岡西高校に野球留学している期待の1年生ピッチャー“福西のヨン様”だと知った結(橋本環奈)。
ある日、港で海を見つめているところに通りかかった翔也が「すぐ戻ってくっからちょっと待ってろ」と駆け出す。やがて時間が経過し、帰ろうとすると「おい! 待ってろっつったべ米田結!」と駆け戻ってきた。
苺が入った箱を差し出し「こないだおめのじいちゃんがトマトくれたから、そのお礼」という翔也に結が「苺やったら福岡のほうがおいしいけん」というと、翔也は「ばーかいうんじゃね! 栃木は苺の生産日本一だぞ!」と箱を結の自転車のかごへ。
押し負けした結が「てか、いいと? こんなにもらって」と尋ねると「寮にまだまだあっぺ! うちの母ちゃんがしょっちゅう送ってくんだ。いんねっつっても段ボールで山ほど。そのたんび手紙が入ってる。ちゃーんと飯食ってるんか、腹出して寝てねえか、風呂入ってんか、歯ぁ磨いてんか。細けえことばっか心配して」と話した。