■防止策「避難する前にブレーカーを落とすこと」

強い地震などで停電が起こることがあるが、「大きな地震では停電が発生し、家具や電気製品が倒れたりすることがあります。その後電気が復旧し、通電した時に電気製品発火するのが通電火災です」と説明。

1995年の阪神・淡路大震災では、原因が特定された火災のうち約6割が通電火災によるものだったほか、2011年の東日本大震災でも、火災の半分以上が通電火災を含む電気が原因だったとの調査報告も。

そのため、同課では「防止策は、避難する前にブレーカーを落とすことです!」と呼びかける。さらに、「揺れを感知して自動でブレーカーを落とす感震ブレーカーもあります」と補足している。