■「三角マーク」の意味は

また、タイヤの側面には製造年のほかにも、三角のマークが刻印されている。この三角マークの延長線上をたどると、タイヤの溝の深さ1.6ミリ以上を示すスリップサインがある。

このスリップサインが表面に出ると、タイヤの溝の残りが、使用の限界となる1.6ミリになったことを示している。タイヤの劣化や摩耗は使用頻度や条件によっても変わるため、製造年のみだけでなく、スリップサインも合わせて確認したほうがよいという。

同課では、これらの刻印を「日常点検や購入の際の参考にしてください」と呼びかけている。