■救急搬送をきっかけに
両親の虐待行為は1月7日、ジェイコブが「上の子と入浴しようとして、けいれん発作を起こした」と通報し、女の子が救急搬送されたことで発覚した。
病院から「低体温症で広範囲に傷や打撲の跡があり、歯が折れ、栄養失調である」との通報を受けた警察は、周囲への聞き取りを開始した。
ところが職員が家を訪れると、なぜか女の子本人が玄関に現れる。クレートから出され、自ら「大丈夫です」とアピールするよう親から命じられていたためで、当局はなかなか虐待の現場を把握することができなかったという。