鎌田大地 写真:Getty Images

 クリスタル・パレス(イングランド)に所属する日本代表MF鎌田大地は、現地11月9日のプレミアリーグ第11節ホームゲームでのフラム戦(0-2)で先発出場したが、76分にスパイクの裏を見せた危険なタックルにより一発レッドカードで退場処分を受けた。

 この状況に反応してパレスの公式Instagramでは、鎌田への誹謗中傷を目的とするような書き込みが相次いでいる。

 「少なくとも、カマダのプレーをあと3試合見る必要がなくなった」「(鎌田の欠場は)ラッキーだ。彼はチームにダメージを与え続けるだろう」「鎌田は二度と赤と青でプレーするべきではない、衝撃的な選手」「今こそ変化の時だ監督を放出し、鎌田をミルウォールに貸し出すべきだ」「鎌田は二度と先発させてはいけない」「鎌田は今シーズン、何度も我々に損害を与えた」「鎌田がパレスのシャツを着ているのを二度と見たくない」「監督が解雇されたら、無駄に時間を浪費するカマダも一緒に解雇しろ」

 一方で、擁護する声も寄せられた。

 「鎌田はサポーターのせいで自信を失っている。少なくとも問題は彼だけではない」「鎌田に対して過敏すぎる人たち。彼をスケープゴートにするのはやめてください。個人として平等に見れば、彼はレッドカードを出された以外はそれほど悪くなかった」「すべてを鎌田のせいにするわけにはいかない。現時点では、ゴールにボールを入れることすらできない」

 また、各報道でも出ているように、鎌田はこの試合で退場の際に観客席から暴言を吐かれ、人種差別被害にあったとパレスは声明を出しており、この問題も引き続き注目が集まりそうだ。