日本代表MF田中碧が所属するイングランド2部(チャンピオンシップ)のリーズ・ユナイテッドは、リーグ戦で好調を維持している。2024/25シーズンの第15節まで、チームは2敗のみで3位と安定した戦績を誇り、プレミアリーグ復帰を虎視眈々と狙っている状況だ。
そんな中、リーズは1月の移籍市場で田中にとって“夢の相棒”となり得るMFルイス・オブライエン(ロサンゼルス)の獲得を検討しているようだ。UKメディア『ザ・サン』が伝えている。
オブライエンは左利きのイングランド人ミッドフィルダーで、右利きの田中とバランスの取れた中盤デュオを形成することが期待されているようだ。現在はプレミアリーグのノッティンガム・フォレストから、メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスにレンタル移籍中。チャンピオンシップで146試合、プレミアリーグでも13試合の経験が既にあり、その豊富な経験から田中にとって頼れる相棒となり得ると期待されている。また、タックルやインターセプションの数値が高く、守備面での強さが際立っているだけでなく、前線でのチャンス創出にも貢献できる能力を持っているとのことだ。
一方で、田中もここ数試合、ピッチ上で大きな存在感を示している。特に、前線へのパスで攻撃にアクセントを加えており、ボールキープ力で相手のプレッシャーをかわしていることが強みだ。田中は前線へのパスで、ボールを効果的に危険なエリアに運んでいる。守備面でもデュエルやインターセプションで貢献し、攻守両面でチームに安定感をもたらしており、試合ごとにチームの心臓へと成長を遂げている。ゴールやアシストといった直接的な成果はまだ出ていないが、今後の活躍にも期待がかかっている。