■多くの自治体では「不燃」

塗り薬や一部の化粧品などでは、光や空気、水を通さないことや、耐薬品性に優れていること、また、一度出した中身が戻らないため衛生的であることなどから、アルミ製のチューブが使用されている。

経済産業省の公式サイトによると、複合素材の容器包装の場合、プラスチックの重量比が50%を超える場合はプラマークを表示し、アルミの重量比が50%を超える場合には、飲料・酒類の缶以外の場合には識別マークは不要とのこと。「ただし、材質表示により素材の情報を提供することが望まれます」としている。

金属製チューブの分別については自治体によって異なるものの、中身を使い切るか、期限内に使い切れなかった場合には中身を出したうえで、不燃ごみ、または小型金属として分別することが多いようだ。