ジャスティン・ハブナー 写真:Getty Images

 かつてセレッソ大阪に在籍していたDFジャスティン・ハブナー(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC)は、11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選に臨むインドネシア代表に選出。ただ帰化選手の大量招集により、日本代表との直接対決でスタメンはく奪の危機に直面しているという。

 インドネシアメディア『bolanas』は11月11日、ハブナーのプレースタイルや今後について特集。欧州クラブでコンスタントにプレーしている帰化選手が相次いで代表入りしている現状を紹介した上で、「ハブナーは今後、インドネシア代表でレギュラーとはみなされなくなる。ラフプレーによりイエローカードを貰うケースが多いことが理由だ」と伝えている。

 また同メディアは、ハブナーがウルバーハンプトンのU21チームで負傷離脱の影響もあり出場機会が限られていることも指摘。プレータイムやリーグレベルといった観点で、先日帰化が承認されたデンマーク1部FCコペンハーゲン所属DFケヴィン・ダイクスをはじめ、ディフェンダー複数選手の比較で劣るとの見解を示している。

 ハブナーはこれまで国際Aマッチ10試合でプレーしているが、貰ったイエローカードは4枚。2024年9月5日開催の北中米大会アジア最終予選・サウジアラビア戦は累積警告により出場停止となっていたが、同月10日のオーストラリア戦で再びイエローカードを貰っている。

 インドネシアのファン・サポーターから「イエローカードのオーラを持つディフェンダー」と揶揄されているというハブナー。C大阪でも良い印象を残せなかったが、代表チームでの立場も危ういようだ。