ミヒャエル・スキッベ監督 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島は11月10日に行われた明治安田J1リーグ第36節で、浦和レッズに0-3で敗北。ヴィッセル神戸、町田ゼルビアとのJ1優勝争いから後退した中、ミヒャエル・スキッベ監督のコメントに関する一部報道に、クラブ関係者が反応している。

 9月28日のJ1第32節で町田を下したものの、その後はリーグ戦で1勝3敗と足踏み状態の広島。浦和戦では前半45分に先制ゴールを許すと、後半にも2失点。攻撃陣はボール支配率62%でシュート29本を放ったものの、ゴールを奪えず。リーグ戦3連敗で、首位神戸との勝ち点差が3に広がった。

 Jリーグ公式サイトには、浦和戦後のスキッベ監督のコメントが掲載。これによると、指揮官は「今日の前半に関しては、本当にファンタスティックな素晴らしいゲームをしたと思っています。たくさんチャンスを作ることができたのですけど、ここ数週間と同じようにそれをゴールにつなげることができませんでした」と、試合を総括したとのこと。

 「前半に得点できなかったことが大きかったと思います。チャンスを決めるところをどう考えればいいでしょうか?」という質問に対して、「大橋(祐紀)がいなくなったことが一番大きいと思います。彼はシーズンの半分ぐらいしかいませんでしたけど、(リーグ戦とルヴァンカップを合わせて)15点を取るようなストライカーでした。その穴をいまだに埋め切れていないと考えています」と答えたといい、同様の内容が一部メディアでも報じられている。

 すると広島の松尾喜文コーチが11日にXを更新。当該コメントの報道内容を引用した上で、「これは通訳が悪い」と指摘。「もっと上手く訳せんかったかな」「この記事に真意はない」「俺が一番スキッベを理解してる」「こんな風に解釈されたくない」「アンチには面白いんじゃろうけど」「ネガティブ人間と絡むと運気落ちるからここまでね」「トイレ掃除して運気アップ」「勝つために広島中のトイレを綺麗にしよう」とハッシュタグ付きのメッセージを投稿すると、ファン・サポーターからスキッベ監督をはじめクラブ関係者を後押しする声が多数寄せられている。