古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属FW古橋亨梧は、11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア、中国)へ臨む日本代表に招集。代表復帰に関してイギリス国内で様々な意見が飛び交う中、ここに来てステップアップ移籍の可能性が取りざたされている。

 古橋の去就を巡っては、2024年8月にマンチェスター・シティ移籍の可能性が報じられたものの、セルティックが移籍金2000万ポンド(約38億2000万円)を要求していることもあり、ステップアップ移籍は実現せず。今季ここまでスコットランド1部リーグ11試合の出場で4ゴール3アシストをマークも、FWアダム・イダとのポジション争いを繰り広げている。

 セルティックの専門サイト『The Celtic Bhoys』は11日、同クラブのストライカー陣について特集。「セルティックは今季、すでにデンマーク1部ブレンビーIFの数試合でスカウトを派遣している」などと、セルティックが1年以上前からブレンビーIF所属FWマティアス・クヴィストゴーデンに関心を寄せていることを伝えている。

 その上で、クヴィストゴーデン獲得の必要性について「古橋がセルティックの絶対的ストライカーであることに疑いの余地はない。イダというバックアッパーもいる。ただ古橋は移籍するとなれば、セルティックはクヴィストゴーデンを獲得するかもしれない。この日本人FWはフリアン・アルバレスの後釜としてシティへ移籍するのではないかと噂されていたことを忘れてはならない」とリポート。古橋に移籍の可能性があることを強調している。

 なおブレンビーには、かつて清水エスパルスに在籍していた日本代表MF鈴木唯人がプレー。同選手は2024年夏、MF堂安律擁するSCフライブルクをはじめ複数クラブからのオファーが報じられたものの、ブレンビーが高額な移籍金を求めたこともあり残留している。