レプティリアンに遭遇!?
そのような特徴を持っているのはヒト型爬虫類のレプティリアンを置いて他にないだろう。レプティリアンは、はるか数千年前、遠い宇宙から地球にやってきて長きにわたり人類を支配してきた生物だとされる。彼らが実在する証拠も多数あるといわれており、古今東西の神話の中には人類に知恵を授けたり、悪魔的な行動をとる「爬虫類」がよく描かれている。知性が高く、獰猛で支配的な性質を持ち、主食は人間だという噂もある。世界中のセレブや政治家にも少なからずレプティリアンが紛れ込んでいると噂されており、たとえば故エリザベス女王やMeta社CEOのマーク・ザッカーバーグに疑いの目が向けられている。
つまり、騒ぎを起こした女性はフード男がレプティリアンであることに気づいてしまった。目や皮膚など、レプティリアン的な特徴が見えたのかもしれない。そこで「現実ではない」という言葉が出てきたのではないだろうか。これもこれで論理的な結論と言えそうな気もするが……。
だが、この話には続きがある。
上記の解釈は「フード男が左右のまぶたでウインクをした」というThe Kole Showの証言の真実性に依存している。もし、これが作り話であればレプティリアン説は破綻する。
The Kole Showは3本目の動画ですべての話が「社会実験」だったことを明らかにしている。いわく、人々がこの手の話を鵜呑みにすることを戒めるただめだったというのだ。つまり彼が話した体験談はまったくのデタラメだったということだ。よってレプティリアン説は成立しない。
ただし、The Kole Showが何らかの圧力により“でっち上げだと言わされている“可能性を指摘するユーザーもいる。The Kole Showがいくら作り話であることを強調しても、それが彼の真意ではないと疑うことは可能だ。
こうして事件をふり返ってみると、全ての問題は女性の言葉遣いに起因するようだ。「現実(本物)じゃない」とは一体なんなのか。このあいまいな言葉遣いのせいでThe Kole Show「本物の人間ではない」という解釈を展開した。言葉の意味はこの女性に聞いてみるしかないが、彼女がいくら凡庸な説明をしたとしても「誰かに言わされている」と疑い、レプティリアン説を信じ続けることはできる。
巷の都市伝説や陰謀論はこうして作られていくのかもしれない。
参考:「howandwhys」「The Kole Show (TikTok)」
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提供元・TOCANA
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