人生100年時代、老後貧乏は他人事ではありません。

本稿では、現役時代はお金に余裕があったのに、定年退職して老後貧乏になってしまったエピソードについてMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。

■安定した公務員生活が老後貧乏に

以前私は市役所で勤務し、月収は約25万円でした。しかし、15年前に市役所を退職し、現在は障害年金を受給しながらフリーランスのWebライターとして働いています。

Webライターとしての月収は1万5,000円から2万円程度で、障害年金と合わせると、月収は8万5,000円から9万円ほどという状況です。

私が老後貧乏に陥ってしまった要因には、現役時代に資産運用をしなかったことが挙げられます。 収入が安定していた時期から資産運用を行っていれば、今のような貧乏生活はしていなかったのではないかと思います。

また、探偵に知人の安否の調査を依頼し、多額の費用を費やしてしまったことを深く後悔しています。合計で300万円以上もの費用がかかったにも関わらず、その調査結果は期待外れでした。

調査を依頼していなければ、300万円を貯金に回すことができ、現在のような生活するのに精一杯の生活にはならなかったでしょう。

■調査費用800万円を後悔

現在県営住宅に住んでおり、家賃が安いため何とか生活できていますが、古く不便な立地にあるため、日常生活に支障が出ています。

300万円以上を無駄に使ってしまったことを後悔し続けています。