9月半ば、オハイオ州の公園を訪れたティーンエイジャーが池に潜む謎の生物を目撃、当局の調査でもその未知の動物を特定することはできなかったため騒動になっているという。

 地元メディアの報道によると、15日日曜日にビーバークリーク市のドミニク・ロフィノ公園で地元の青年が釣りをしていた時に起こったという。 彼が釣り糸を垂れていると、池の水面から何かの生き物が顔を出しているのに気づいた。

「最初に頭に浮かんだのはカワウソでした。でも、携帯電話で拡大してみたら、ウロコがあることに気づいたんです」と彼は語る。

 彼がその写真を母親に送ったところ、母親はすぐに写真の生物がワニである可能性に思い至り、「土手でもどこでもいいからすぐにその場を離れて、警察に電話しなさい 」と忠告した。

 青年の写真はその後、地元のフェイスブック・グループに共有され、奇妙な動物は何だろうと住民の間で騒ぎとなった。最終的に地元のオハイオ州天然資源局が現場を調査することになったのだが、16日月曜日に池で行なわれた張り込みでは、より多くの疑問が出る結果となってしまったようだ。

 同局が発表した声明では、「市職員と野生動物の専門家は、公園の池にアリゲーターやその他の外来動物がいるとは考えていない」と述べている。 つまり、彼の遭遇した生物が全く未知の存在である可能性が出てきてしまったのだ。

 今のところ、専門家は写真の生物について何の見解も示していないそう。この生物が再び姿を現し、正体が明らかになる日は来るのだろうか?

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文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

提供元・TOCANA

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