【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報。】

【速報・重要】8日前後に新たな戦争開始!? 某軍の情報筋暴露「世界同時多発地域戦争」…台湾侵攻も? ジェームズ斉藤
(画像=画像は、GettyImagesより引用,『TOCANA』より 引用)

ジェームズ 12月3日に南米ガイアナのエキセボ地区で、 隣国ベネズエラに編入されるかどうかに関する国民投票が行われました。開票は8日に行われる予定ですが、開票後にベネズエラはガイアナに侵攻する可能性がとても高まって います。

──えっ!? 8日ってまもなくじゃないですか!!

ジェームズ はい。早ければ明日か、明後日にも侵攻が始まりそうです。

──えーっ!!

ジェームズ ベネズエラ軍内部の情報筋の話ですと、CEOFANB( 戦略作戦軍)はすでに侵攻計画を立てており、係争地域内に5基のBUK M2E(多目的中距離対空ミサイルシステム)と、 未定数のS300防空システムを設置する場所を定めています。 また、 ガイアナ国境に近いアナココ島には最近建設されたばかりの軍事施設に多数の軍隊を配備したそうです。 彼らが地対空防衛計画に重点を置いていることからガイアナの小規 模部隊からの抵抗は考慮しておらず、唯一の警戒はアメリカがどうでてくるかだけだ、という最新で最深のインテリジェンスが私に入ってきています。

──本当に一触即発の状況ですね。

ジェームズ そうです。おそらく「世界同時多発地域戦争」 になるのではないでしょうか。現在、ウクライナ戦争があり、イスラエルでも戦争が起き、今度は南米です。そして、南米に火の手があがれば遠からず、アジアにも飛び火するでしょう。アメリカの動き次第では台湾侵攻の絶好のチャンスとなり、習近平がそのタイミングを外すことはないと思います。

 ところが、日本はまったくこれを警戒していません。先日の記事で「ロシアがウラジオストク─ 択捉島までの往復便を就航」したことにも無反応でしたが、ガイアナ侵攻に関しても日本政府もメディアもまったく危機感を持 っていません。

──そうですね。ほとんどニュースになっていませんね。

ジェームズ 南米ということもあるのでしょうが、ベネズエラのやり方をよく見てください。 隣国ガイアナのエキセボ地区で、勝手にベネズエラが国民投票を行って、 勝手に編入しようとしています。 これはロシアがウクライナで行った、クリミアをロシアに併合したやり方とまったく一緒です。クリミアの時は96% のクリミア住人がロシアに編入されることを望むというフェイク感 満載の結果が出ましたが、 ガイアナのエキセボでもたぶん同じ結果が出るでしょう。そうなったらベネズエラは「エキセボ地区住民の保護」 といった名目でガイアナに侵攻するのは間違いないのです。また、 特に懸念されるのがベネズエラにはワグネルがいることです。

──えっ、ワグネルがいるんですか!?

ジェームズ かなりの数がいます。一部の陰謀論ではプリゴジンがベネズエラで悠々自適な生活をして いるという話もありますが、 さすがにそれはフェイクだと思います(苦笑)。しかし、ワグネルの一大拠点であることは間違いありません。彼らはベネズエラの独裁者マドゥロ大統領に雇われてマドゥロ政権 を守っています。 ベネズエラ軍はもともと国内の反対政権の弾圧が主で海外に派兵す るような軍ではないので、エキセボ侵攻にはこのワグネルが動くでしょう。ベネズエラにすれば石油の利権の数% を渡せばいいだけですから安いものです。対するガイアナの軍事力は数千人規模で能力も低いですからワグネルが攻めてきたらひとたまりもありません。

──じゃあ、戦争にもならないと。

ジェームズ 一方的な侵攻になると思います。ただ、ガイアナはジャングルですから地理的に難しいものがあります。そこさえクリアできればサクッと終わると思います。そして、 この侵攻に最も影響を受けるのはアメリカです。南米はアメリカの裏庭なので、そこを荒らされるというのはアメリカの一般大衆にも響くのです。地理的に近いので相当やばい事態で、感覚としては日本人が台湾有事を心配するのと同じでしょう。ところが、たぶんバイデン政権はなにもしないでしょう。

──来年の大統領選挙にも響きそうなので、 派兵するんじゃないんですか?

ジェームズ いえ、いまのアメリカにそこまでの余裕はありません。国内政治が混乱し過ぎていて海外派兵なんてできないのです。たぶん「ベネズエラとガイアナのいざこざぐらい大丈夫だろう」 といった感じでお茶を濁す可能性が高いです。一方、アメリカ国内のトランプ支持者は決してスルーしません。トランプは2019年にはCIAを使ってマドゥロ政権の転覆も画策していたほどです。結果は失敗でしたが、ベネズエラ問題はそれほど重要なんです、本来は。

 また、バイデンがベネズエラに手を出さなければ、台湾有事が起きた時も派兵しないことが確定になると思います。 ですから、この問題は台湾有事の試金石にもなります。

──試金石ですか。でも、ジェームズさんも含めて、 世界情勢に詳しい人たちの認識では台湾有事でアメリカは動かない とほぼわかっていると思うんですね。してるじゃないですか? いまさら試金石なんていりますか? それとも一般的な日本国民はアメリカは来るとみんな思っているん ですかね?

ジェームズ 一般の人たちではなく、一番の問題は日本政府の役人、自衛隊のトップが「米軍が助けにくること」 を前提に仕事をしていることです。米軍が来ないという想定がないのです。 彼らは官僚なので想定外のことはできず、 マニュアルの外にあるようなことが起きたらフリーズします。 日本政府が麻痺するということで、これが一番怖いのです。 日本国民が一番心配しなければいけないのは、 実はこの部分なのです。さらに詳しいことはメルマガでお伝え致します。

文=ジェームズ斉藤

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提供元・TOCANA

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