かつて超能力者の三田光一は月の裏側を念写したと言われている。念写は、心の中で思い浮かべているイメージを画像として焼き付ける能力だが、中国では“念書”を科学的に研究していたという。
オルタナティブニュース「Collective Evolution」によると、2000年にCIA(米中央情報局)が公開した文書に、90年代に中国・復旦大学が行なった超心理学実験が存在するという。
この研究は「超心理学的ライティングの力に関する調査」と題されており、Little Giという少女に対して行われた3つの実験が報告されているそうだ。
1つ目の実験は、天秤を使ったものだ。天秤の片方に紙切れの入った蓋つきの容器を置き、もう片方にはそれに釣り合うよう重りが乗せられ、天秤の横にはインクを含んだ万年筆が置かれた。何らかの力が働けば天秤の均衡が破られる。
この実験は9回行われたが、うち3回で容器の中の紙に文字や絵が黒いインクで書かれていたという。実験中天秤は微動だにせず、外部の力を受けていなかったことが証明されている。
天秤の横に置かれたペンのインクが微量だけ移動したということだろうか? 残念なことにインク量の増減は測られていないため、どこからインクがやって来たかはわかっていないそうだ。
2つ目の実験では、質量と温度の関係を連続的に記録する熱天秤が使用された。Little Giは天秤に背を向けて座り、彼女の目の前には青と緑のインクを含む万年筆が置かれた。この実験は10回中3回成功し、青の時は青、緑の時は緑のインクで書かれたという。だが、この時も外部の力は何も働いていなかった。
3つ目の実験では、電磁力を計測するために圧電性結晶が使用された。複数の被験者が実験に参加し、念書に10回成功したという。ただ、やはり外部的な力は一切検出されなかったそうだ。
結局、この研究では念書のメカニズムを解明することはできなかったが、こうした超能力が実在し、研究されていることがそもそも驚くべきことである。ストレンジャー・シングスのエルのような人間は実在するのかもしれない。
提供元・TOCANA
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