2023年夏にライプツィヒ(ドイツ1部)からチェルシー(イングランド1部)に加わったフランス代表FWクリストファー・エンクンク。だが、初年度の昨季は度重なる負傷により、公式戦14試合の出場にとどまった。
2年目の今季はエンツォ・マレスカ新監督率いるチームでここまで公式戦17試合で10ゴールを記録。しかし、セネガル代表FWニコラス・ジャクソンとのポジション争いで遅れをとっており、レギュラー定着には至っておらず、プレミアリーグでのスタメン出場もわずか1回のみとなっている。
フランス『レキップ』によれば、この状況に不満を持っているエンクンクはチェルシーの将来を検討しており、1月での対談も視野に入れている模様。そのなかで、ルベン・アモリム新体制に移行するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が獲得に興味を持っており、照会を行なったようだ。
また、フランス代表MFには複数クラブも視線を注いでおり、ユナイテッドは争奪戦に直線する可能性もあるとのこと。その一方で、近年の移籍市場で積極補強を敢行しているチェルシーは保有選手が多いこともあり、同選手の売却に前向きだという。
ただ、チェルシーがイングランド代表MFメイソン・マウントなどのようにライバルクラブであるユナイテッドに選手を売却するかは不透明であるとのこと。ライプツィヒ時代には年間MVPや得点王も獲得するなど実績十分なエンクンクだが、どのような結末が待っているのだろうか。