日本代表FW大橋祐紀(ブラックバーン)やMF佐野海舟(マインツ)など、海外挑戦1年目から新天地で活躍していることもあり、欧州での日本人選手に対する評価は上昇。日本代表FW細谷真大(柏レイソル)やパリ五輪U23日本代表DF高井幸大(川崎フロンターレ)をはじめ、オランダ方面でもJリーガーや高校生年代の逸材に対する注目度が高まっているようだ。
オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは、11月10日にXを更新。「個人的な意見に基づいている」と断った上で、2024シーズン終了後に欧州移籍の可能性がある日本人選手を10名紹介。
「多くのクラブの注目を集めそうだ」と、J2得点王のFW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)を巡る争奪戦を予想したほか、細谷について「彼が成長を続けたいのであれば、海外移籍は必要」と持論を展開。パリ五輪で大活躍の高井については「この冬に欧州移籍が実現しなければ、ショックを受けるだろう」と綴っている。
他にU19日本代表MF保田堅心(大分トリニータ)、MF満田誠(サンフレッチェ広島)、FW小見洋太(アルビレックス新潟)、MF山田新(川崎)、MF大関友翔(福島ユナイテッドFC)、DF畑大雅(湘南ベルマーレ)を挙げたほか、MF鈴木唯人所属のデンマーク1部ブレンビーIFへの練習参加が報じられたU19日本代表FW名和田我空(神村学園)もリストアップしている。
MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF三笘薫(ブライトン)など日本代表の主力選手のみならず、若手選手の台頭も目立っている日本サッカー界。一部のJリーグ公式戦で欧州クラブのスカウト陣が現地視察したと報じられているだけに、Jリーガーのさらなる海外挑戦や代表入りが期待される。