ジェフユナイテッド千葉は11月10日に行われた明治安田J2リーグ最終節で、モンテディオ山形に0-4で敗北。J1昇格を逃しただけに、J2得点王に輝いたFW小森飛絢の海外移籍が予想されている。
現在24歳の同選手は、プロ1年目の2023シーズンから2桁ゴールを挙げ、J2ベストイレブンに選出。今季も第2節藤枝戦からリーグ戦4試合つづけてゴールを奪うと、その後も勢いは止まらず。8月25日の第28節ベガルタ仙台戦以降は、9試合で13ゴールを挙げており、9月21日の第32節レノファ山口戦でハットトリックを達成するなど、チームの大型連勝に大きく貢献していた。
10月26日の第36節・藤枝MYFC戦でも1ゴールを挙げた小森だが、J1昇格プレーオフ出場をかけた山形戦ではフル出場もノーゴール。チームもベガルタ仙台と入れ替わる形で、プレーオフ圏外の7位に転落し、来季もJ2で戦うことが決まった。
以前からJ1クラブへのステップアップ移籍が期待される中、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは、山形戦後にXで「小森は23ゴールを挙げて得点王になった。移籍することになるだろう。欧州挑戦もあるかもしれない」と投稿。同選手に関心を寄せているクラブ名こそ挙げなかったものの、2024シーズン終了後の去就に関心を寄せている。
なおJ2所属クラブからの海外移籍では、2024シーズン途中にU19日本代表FW道脇豊がロアッソ熊本からSKベフェレンへ期限付き移籍。11月9日開催のベルギー2部リーグで2試合連続となるゴールをマーク。公式戦13試合の出場で早くも4ゴールを奪っている。イングランド下部リーグにおける日本人選手の活躍も目立っているだけに、小森の欧州移籍も期待される。